自衛隊と昭和天皇記念館の研修(東京都・町田郷友会女性部長 坂口 悦子)
 町田郷友会女性部の活動として6月28日、立川市の陸上自衛隊駐屯地と昭和天皇
記念館の見学を行いました。

[立川駐屯地]
 ここには首都・東京に所在する唯一の航空機保有部隊である東部方面航空隊を主力とした8個部隊・約700人の隊員が勤務しています。
 広報班長・前田2尉の説明の後、駐屯地指令もお忙しい中、時間を割いて我々にご挨拶をしていただきました。

 説明の後、基地内の見学に移り、要人空輸専用機や、UH60Jなど各種ヘリコプターの実物をはじめ格納庫での整備状況などの説明を聞きながら見てまわりました。

[昭和天皇記念館]
 午後1時、自衛隊基地に隣接する国営昭和記念公園の中に、昨年秋に開館した昭和聖徳記念財団の「昭和天皇記念館」へ徒歩で移動。

 記念館は、昭和天皇のご誕生からご幼少、皇太子・摂政、即位以後、戦中戦後の昭和の日々のご公務・儀式・行事、国際親善等、昭和64年1月崩御までの87歳のご生涯の歴史が一堂に展示されています。天皇・皇后両陛下が日常に使われた御物をはじめとする展示物や、ビデオによる拝顔・拝聴ができ、日本人としてこの上もない感激でした。

 特に、あの終戦のご聖断でラジオから流れた玉音放送を思い出し、思わず涙ぐんだ会員も見られ、また、心安らかなお顔を見せる生物学研究、赤坂離宮で水田のお田植えなど、中曽根参事のうなずき、香淳皇后との中むつまじい写真やご遺品など見るものが多く、限られた時間ではとても全てを見ることができないほどでした。